ドライヤー冷風のみで乾かす時の注意点とは
ドライヤーの冷風のみで髪を乾かすと、一般的には時間がかかるとされています。なぜなら、冷風は温風に比べて髪の水分を蒸発させる能力が低いからです。具体的には、温風で10分かかる乾燥が冷風では15分以上かかることもあります。ただし、この時間差は髪の長さや量、そして髪質によっても変わります。しかし、時間がかかるというだけでなく、冷風のみで髪を乾かすことには他にもデメリットがあります。それらを以下に詳しく解説します。頭皮に水分が残ったままにしてしまうと、常在菌が繁殖しやすい環境になり、フケやかゆみ、抜け毛の原因になります。冷風のみで乾かすと、乾かす時間がかかり中途半端でやめてしまったり、水分が取りきれなかったりする可能性があります。また、乾かし残しに気付きにくいです。乾かし残しがあると頭皮の臭いの元となる菌が増えやすくなり、においの原因にもなります。血行が悪くなる冷風を当て続けることにより頭皮の温度が下がり、血行が悪くなります。これにより、健康な髪の毛が生えにくくなる可能性があります。髪の毛が傷む冷風だと乾かすのに時間がかかってしまい、髪の毛を触っている時間が多くなり、その触っている摩擦で逆に傷んでしまいます。